『鬼滅の刃無限列車編』のレビュー

あらすじ

鬼狩りの剣士・竈門炭治郎が、弟・禰豆子と共に、鬼殺隊の柱・煉獄杏寿郎とともに、新たなる任務に挑む。それは『無限列車』と呼ばれる列車の車内で、何者かによって鬼が暗躍するという事件の解決であった。

『鬼滅の刃』のムービー版である『無限列車編』。原作を読んでいたので、ストーリーはわかっていたが、それでも期待を裏切ることなく、感動的で素晴らしい映画だった。

まず、アニメーションのクオリティが素晴らしい。映画であるからこそ、原作に比べてキャラクターや背景がよりリアルに、より緻密に描かれているのがわかる。特に列車の内部がリアルに描かれたシーンは圧巻である。

ストーリーも、原作を忠実に再現しながら、映画ならではの演出やカットの仕方で、より感動的に、よりエキサイティングに描かれている。特に本編の最後、切なすぎる「炭治郎、お前は一人じゃない」というシーンでは、涙がでてしまった。

音楽も素晴らしく、ストーリーをより一層盛り上げる役目を果たしていた。特に主題歌「炎」は、映画とともに聴くと、胸が震えるような迫力がある。

『鬼滅の刃無限列車編』は、アニメーション、ストーリー、音楽全てが素晴らしく、見て損はない映画だと思う。原作を読んでいた方にも、そうでない方にも、ぜひ見てほしい。また、劇場で見ることを強くお勧めする。映画館の大スクリーンで、音楽とともに、感動的なストーリーを楽しんでほしい。