ジョーカー

ストーリー

ニューヨークをモデルにしたゴッサム・シティで、アーカム病院に勤めるクラウンが、生活に疲れ果て、精神に異変をきたしていく様を描いたサイコスリラー。
困難に立ち向かいながら生きる者たちとそこから落ちてしまった者たちの闘いが、物語の中心にある。

見どころ

『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などで知られるクリストファー・ノーラン監督の弟子であるトッド・フィリップス監督が、緩慢なアングルで成り行きを映し出し、ホラー映画的な演出で観客を引き込んでいく演出が目を引く。
また、主演のホアキン・フェニックスが狂気、孤独、悲しみを演じることで、その魅力が最高潮に引き出されている。
音楽も映画全体のムードに合わせて、ジャズやクラシック、キャバレー音楽などが使われ、映画の雰囲気を盛り上げている。

評価

『ジョーカー』は、主演のホアキン・フェニックスの演技が素晴らしいと同時に、物語の描き方や演出にも大きな注目が集まる作品である。
しかし、人々によっては暴力的だと感じるシーンもあり、社会問題を投影した作品であるため、「言論規制の対象になるべきである」との意見がある。
一方で、アメリカ映画協会から「R指定」を受ける程の内容であるにもかかわらず、アメリカでの興行収入は10億ドルを超え、話題を巻き起こし、多くの映画賞を獲得した。
異色の作品であるため、賛否両論はあるが、画期的な作品であることは間違いないだろう。

参考:
https://www.cinematoday.jp/review/JP0003882250
https://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=95338


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