ストーリー
ある女子大生、テリーザは誕生日当日、何者かに襲われて殺されてしまいます。しかしその直後、彼女は再び誕生日の朝を迎えます。そして同じ瞬間、また何者かに襲われて殺されます。以降、テリーザは何度も繰り返されるこの「死のループ」に陥ってしまうのです。
映画は、テリーザが「死のループ」に陥っている理由や、誰が彼女を狙っているのかを解き明かしつつ、テリーザがループから抜け出すために奮闘する姿を描いています。
印象的なシーン
私が特に印象的だったシーンは、テリーザがループの中で「理想の一日」を築いていく過程です。彼女はループに入ってから初めて、自由に使える時間を手に入れたことを逆手にとり、偽りの一日を作り上げます。彼女が理想の男性を口説き落とし、食べたいものを食べて、好きなことをして過ごす様子がとても楽しそうに描かれていて、私も共感できました。
演技
主演のジェシカ・ローテが魅力的でした。彼女が初めはふてぶてしく、ループに慣れてくるにつれてどんどん強くなっていく様子が印象的でした。また、彼女の目の演技が素晴らしかったです。同じシーンでも目の表情に微妙な変化があって、彼女が演じるテリーザの内面が少しずつ変化していることを感じさせてくれます。
まとめ
「ハッピー・デス・デイ」は、「死のループ」の話という、映画でもよく見かける定番ネタを面白く描いています。ジェシカ・ローテの演技が際立っており、ストーリーもしっかりしているので、楽しめる作品だと思います。ただ、エンディングにはいくつかの謎が残るので、またシリーズ化する可能性もあるかもしれません。
コメントを残す