あらすじ
日本がアメリカに降伏した直後の1945年、広島出身の少女・敏子は、島根県の農村に疎開していた。そこで、美術教師の安岡に出会い、美術に興味を持ち始める。やがて、安岡から紹介された画家の村野に師事し、絵画の道を目指すことを決意する。
感想
物語は戦時下の厳しい環境下での少女の成長を描いた感動的なものである。美術教師の安岡と画家の村野との出会いが敏子の人生を大きく変えていく様子がリアルに描かれており、彼女が絵画に没頭していく様子も丁寧に描かれている。また、映像も美しく、広島や島根の風景が懐かしくも切なさを感じさせるものに仕上がっている。
評価
全体的に非常に良い映画である。物語が感動的で映像が美しいのはもちろんのこと、役者陣も演技が素晴らしく、作品全体の質が高いと感じた。また、戦争が描かれるシーンも非常にリアルに描かれており、その中での少女たちの生きる希望や夢を描くことによって、この作品の重要性がより際立っていると思う。
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