あらすじ
主人公の女性・綾瀬美羽(演:広瀬すず)は、運命の人がいると信じて疑わないロマンチスト。しかし、その思いはすべて空回りし、23歳にして恋愛に疲れ果てていた。そんなある日、祖母から『時間旅行の薬』を渡される。それを飲むことで、過去に戻って自分の運命の人と出会うことができるという。
感想
本作は、時間旅行という非現実的な要素を取り入れたラブストーリーだ。広瀬すずが演じる美羽の愛らしさや、主題歌『夢の中で会いましょう』の切ないメロディーなど、ロマンチックでハートウォーミングな映画に仕上がっている。
また、綾野剛が演じる美羽の運命の人・今井亮介の存在感も際立っている。彼が言う「100回目の恋」というセリフは、胸に響くものがある。二人が出会うたび、同じ展開が繰り返されるのに、それでもお互いが愛し合うというメッセージが込められている。
評価
本作は、まさに「映画館で観たいラブストーリー」といった感じの出来である。広瀬すずと綾野剛の演技も良く、感情移入して泣いてしまう場面もあった。ただ、ラストシーンに少し突っ込みたくなった点があるが、それでも心に残る素敵な映画であると感じた。
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