ストーリー
レッドカーペットに歩みを進めている主人公のシーバス(ライアン・ゴズリング)とミア(エマ・ストーン)。シーバスは自分のジャズバーを持ちたくて夢を追いかけ、ミアは女優として成功を目指している。2人は出会った瞬間からお互いを惹き付け合い、お互いの夢を応援し合う。
しかし、2人は自分たちの夢を追いかける中で徐々に遠ざかっていってしまう。シーバスは有名なジャズバンドのサックス奏者にスカウトされ、念願のジャズバーの経営に成功するが、その代償として疎遠になりつつあるミア。一方、ミアはオーディションに挑戦するも次々と落ちていき、自分が女優としてやっていけるか不安になっていく。なかなかうまくいかない2人だったが、ある時シーバスがミアに「君の夢を叶えるために、ここにいてくれ」と言い、2人は改めてお互いを想い合うようになる。
そしてキャリアアップを果たしたミアはハリウッドで映画に出演し、シーバスも自分の理想を追いかけるためにニューヨークへ。しかし、無事に夢を追いかけた結果、2人は再会することができるのだろうか……。
感想
『ラ・ラ・ランド』は、20世紀のミュージカル映画の要素を取り入れた現代版ミュージカル映画といえる。物語の背景となるロサンゼルスの街並みが美しく、音楽も洗練された曲が多く、ストーリー展開も胸に刺さるものがある。特に、主人公たちのラブストーリーにはドキドキさせられた。
また、主人公たちの夢追い人の姿勢には共感を覚える。彼らが夢に向かって進む中で、成功が待ち受けるわけではなく、逆に迷いや苦悩に直面してしまう。しかし、2人は自分たちの夢を諦めず、進むべき道を見つめ、最後には夢を手にすることができる。その姿勢には勇気をもらえた。
『ラ・ラ・ランド』は、音楽、映像、ストーリーすべてが素晴らしい作品である。今後もまた観たくなる映画である。
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