あらすじ
高校生の僕はある日、クラスメイトである山内桜良と一緒に図書館で拾った“共病文庫”という日記をきっかけに彼女と知り合う。彼女は病気を抱えていることを話し、僕はそれから彼女と一緒に過ごした日々を描いた物語。
感想
本作は、恋愛映画としての要素と、作品の中で描かれる“死”に対する意識を同時に伝える、深みのある作品だった。
共病文庫という、病気を抱える人が書いた手記が彼女との出会いのきっかけとなり、物語を描いていく。最初はお互いに距離を置いていたものの、次第に心を通わせていく様子が描かれている。
また、彼女が抱える病気や死に対する意識が徐々に明かされ、それに対する思いが描かれている。特に、彼女が“寝る前に自分の寿命を数える”という場面は心に残るシーンだった。
映像の美しさも素晴らしく、季節感や街並みなど細部までのこだわりが感じられた。
まとめ
本作は、恋愛映画としても「死」をテーマとした作品としても、深い感動を与えてくれる作品となっている。特に、主演の北村匠海さんと浜辺美波さんの演技が素晴らしく、物語に感情移入できる素晴らしい役者陣である。是非、観ることをお勧めする。
※記事内の映画タイトルは、映画.comより引用
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