映画「君の膵臓をたべたい」レビュー

あらすじ

主人公の僕は、ひょんなことから同級生の葉月と一緒に病院に行くことになる。そこで葉月が膵臓のがんを患っていることを知る。彼女は自分の死について絶対に誰にも話すことができないと言う。しかし、彼女には「共に死ぬ」と約束した夏。僕は葉月に近づき、共に過ごす時間を大切にする。

レビュー

本作は、2017年に発売された住野よるの小説が原作。原作である小説は青春小説と呼ぶにふさわしい逸品であり、映画化されることでより多くの人に届けられたことは素晴らしいことだ。映画のキャスト陣もすばらしく、主人公を演じる山崎賢人は原作のイメージにぴったり。葉月を演じる浜辺美波も、小説のイメージに合わせた演技を魅せている。

映画のストーリーは原作に忠実で、見ている側も原作に親しんだ人も納得の内容であった。美しい風景の中、ふたりの距離が近づいていく様子が丁寧に描かれ、観ている人も一緒に感情移入することができる。

ハッピーエンドというわけではないが、この映画にしかない感動が存在する。もし、原作を読み終えた直後にこの映画を観ることができれば、2倍楽しめるはずだ。

感想

映画「君の膵臓をたべたい」は、原作から一切のストーリー改変がなく、原作を愛する人にも満足できるよい映画だった。映画だからこそ観た人に感動を届けられる素晴らしい作品である。原作も映画も、ぜひ多くの人に観てほしい。

以上がレビューの記事となります。


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