あらすじ
1997年、アメリカ海軍の巨大潜水艦アルゼンチンが、南極海で沈没し、乗組員129名が全員死亡した。現役海軍兵士であったメアリーは、当時の出来事を調査するため、次期大統領候補であるマックに協力を依頼される。そこには、対立する二つの陰謀が隠されていた。
キャスト
- メアリー:ジェニファー・ローレンス
- マック:ブラッドリー・クーパー
- ボブ:ロバート・デ・ニーロ
- サリー:アン・ハサウェイ
- ジョン:マイケル・ファスベンダー
感想
この映画は、実在した事件を基にしたスリリングなサスペンス映画である。メアリー役のジェニファー・ローレンスは、強い意志を持った女性を演じきっている。そして、ブラッドリー・クーパー演じるマックのキャラクターも魅力的だった。物語の展開が予想外の展開をしていくので、一瞬たりとも目が離せなかった。また、映像のクオリティも素晴らしく、海中のシーンは特に圧巻だった。サイコロのように予測不能なストーリーが興奮を与えてくれた。
一方で、本作品はタイタニック号沈没事故に似た展開で、登場人物の心情よりも事件そのものに焦点が当たっているため、共感できない点もある。ただ、演技や映像描写には大満足できる作品だった。
評価
本作品は、5段階評価で4とする。不満を感じさせない素晴らしい演技、クオリティの高い映像で、迫力があるサスペンスを楽しめた。ただ、ストーリーのオリジナル性とキャラクターへの共感がやや欠けるため、星一つ減らした。それでも、見応えがある映画だと思う。
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