「天気の子」レビュー

作品紹介

監督：新海誠
公開日：2019年7月19日
上映時間：112分
主題歌：RADWIMPS「グランドエスケープ feat.三浦透子」
配給：東宝

ストーリー

東京の下町に住む少女・陽菜は、家出した父親を探すため、青森に向かう船に飛び乗る。途中、彼女を率いる兄が体調を崩し、彼女は降ろされてしまう。途方に暮れる彼女だが、ある夜、彼女は電光石火の中で降ってくる少年・翔太と出会う。彼は陽菜と同じく空模様を操る“天気の子”だった。

印象に残った点

この作品の最大の魅力は、美しい映像美です。特に空の描写が非常に美しく、自然の中にある人間の小ささを感じます。また、音楽にも力があり、『RADWIMPS』によるサウンドトラックは、映像と相まって感情を高めます。

物語自体は、天気を操る力を持つ主人公たちが、自身の身勝手さによる事件に巻き込まれ、それを乗り越えるというものです。特に、登場人物たちの感情描写が非常にリアルで、誰もが感情移入できると思います。また、映画の中には、若者の生き方や自分と他人との関係性など、深いテーマが隠れています。

評価

新海誠監督の作品は、これまでも『君の名は。』など多くの人々を感動させてきましたが、「天気の子」もその例外ではありません。強い個性を持つキャラクターたちと、美しい映像美が魅力の作品です。私たちが感じる地球の美しさや自然の力、そして人間の温かさを描いた、感動的な物語です。

全体的に、この映画は非常にもの悲しく、心に残る作品でした。オススメです。