『君と100回目の恋』レビュー

ストーリー

『君と100回目の恋』は、30歳の若さで亡くなった恋人・紗夜に未練がある宇佐美(うさみ)貴史(きし)が、彼女との思い出を再現する“リピーターズ”という豪華リゾートを舞台にしたラブストーリーです。

宇佐美貴史は、偶然再会した橋田凛子という女性と出会います。しかしある日目覚めると、自分が紗夜と再び恋に落ちている世界にトリップしてしまったことに気づきます。

紗夜との出会いから恋愛、結婚と彼女の死を繰り返す日々の中で、宇佐美貴史は自分が本当に求めるものに気づいていきます。

演技

主演の花澤 香菜さん、瀬戸 麻沙美さん、鈴村健一さんら有名声優陣の名演技が光ります。花澤さんと瀬戸さんの掛け合いも滑らかで、二人が演じる紗夜と凛子はそれぞれの個性がしっかりと表現されています。

音楽

劇中のBGMには、BUMP OF CHICKENの『ray』から『Gravity』まで有名な楽曲が多数使用されており、切ないラブストーリーを盛り上げます。

結末

「2度目の恋は初めてみたいな気持ち」という紗夜のセリフが象徴的な、スッキリとしたラストです。リピーターズという現実とフィクションが紡がれる不思議な世界でのストーリー展開も面白く、最後まで飽きることなく見ることができました。

評価

本作は、切ない物語を心地よい演出で綴る、王道のラブストーリーです。音楽と演出がとても素晴らしく、心に深く刻まれる物語だと感じました。

もう一度、恋をしてみたいと思っている方、失恋してしまった方、是非観てみてはいかがでしょうか。


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