「ジョジョ・ラビット」のレビュー

あらすじ

1940年代のドイツ、余りにも過激なナチスの思想に翻弄される10歳の少年ジョジョ。彼は幼馴染の少女やユダヤ人の青年と出会い、人々の温かさや多様性を学び、成長していく。

キャスト

  • ローマン・グリフィン・デイヴィス – ジョジョ
  • トマシン・マッケンジー – エルザ
  • スカーレット・ヨハンソン – ジョジョの母
  • タイカ・ワイティティ – ヒトラー

感想

第二次世界大戦中、ドイツを舞台にしたストーリーということで、かなり重いテーマかと思いきや、ユーモラスなシーンも多く、全体的にコメディタッチで進んでいきます。しかし、その中でもナチスの非道な行為や思想がうまく取り入れられており、物語の重みを感じさせます。また、主人公ジョジョが多くの人々と接し、いろいろな経験をする中で、人々を受け入れる心が育まれていく過程が描かれており、感動的な場面もありました。

キャスト全員が素晴らしい演技をしており、特に主人公を演じたローマン・グリフィン・デイヴィスの演技が光っていました。また、タイカ・ワイティティがヒトラーを演じ、不条理なシーンを次々と作り出していく様は圧巻でした。

全体的にシニカルなテイストがあり、子供や家族と一緒に観るにはちょっと難しいかもしれませんが、それでも強いメッセージが込められており、見る価値のある映画だと思います。

評価

ストーリー:★★★★

演技:★★★★

映像:★★★★

音楽:★★★

総合評価:★★★★


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