レディ・プレイヤー1 映画レビュー

あらすじ

2045年、現実世界の荒廃が進み、人々は大規模なバーチャルリアリティゲーム「OASIS」に没頭していた。OASISの創設者ジェームズ・ハリデーは、自身が亡くなった後にOASIS内に隠された三つの鍵を探し出す者に、自身が所有していた巨額資産を与えるという遺言を残していた。主人公のウェイドは、その三つの鍵を探し出す冒険に乗り出す。

感想

本作はスピルバーグ監督が手がけたSF冒険映画であり、CG技術を駆使して作られた映像は非常に華麗であり、観客を没頭させることに成功している。また、音楽も劇中で使われる80年代の名曲が多く、それらが映像と相まって非常に鮮やかな印象を与えてくれる。さらに、主人公ウェイドを演じるティモシー・シャラメは非常に存在感があり、その演技が作品全体を引っ張る存在となっている。

しかし、一方でストーリーには大きな欠点も見られる。登場人物たちが終始、OASIS内での冒険に没頭しており、現実世界についてはほとんど描写されないために、物語の世界観が不完全な印象がある。また、ストーリー展開もオーソドックスであり、予測可能すぎる展開が多い。

まとめ

「レディ・プレイヤー1」は華麗な映像と音楽が魅力的なSF冒険映画であるが、ストーリーの欠点が目立つ。ファンタジーな世界観に没頭したい方や80年代の音楽が好きな方にはおすすめできる作品である。


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