「君の名は。」の感想、評価

あらすじ

「君の名は。」は、都会の少年・立花瀧と田舎町に住む少女・宮水三葉が、同時に夢を見続けるという不思議な体験から始まります。2人は徐々に自分たちが見ている夢が現実に繋がっていることに気づきます。自分たちが夢を通じて交換した記憶や感覚を通じて、お互いの人生に影響を与え合い、互いに惹かれ合っていくストーリーです。

感想

本作の魅力は、まず美しい映像美にあります。アニメーションなのに、それぞれが実在感あふれる立派な背景から、自然な街の生活、情景や彼ら自身が流れる雲まで丁寧に細部まで描き込まれ、ひとつひとつが見とれてしまうほどの美しさです。また、主人公2人が自分たちが繋がっていることに気づきながらも、自分たちの現実的な状況に向き合い、今の自分を大事にし、これからの自分に向かって生きていこうとしている姿勢には共感を覚えます。

さらには、“タイムトラベル”という要素を扱っているにもかかわらず、科学的な解明よりも人々の気持ちを深く掘り下げることに力を入れており、結末もとても感動的でした。音楽も非常に良く、「前前前世」という主題歌も印象的で、映画を一層盛り上げていました。

評価

本作には非常に高い評価を与えたいと思います。美しい映像美に引き込まれ、心の底から感動を覚えることができる素晴らしい作品でした。唯一残念なのは、あまりにも人気が高すぎて、上映期間が短く、劇場で観ることができず、Blu-rayで観ることになったことくらいです。でも、こうした映画は何度でも見たくなるし、何度見れば見るほど感動を覚えます。非常におすすめの作品です。

【総評】

映画「君の名は。」は、美しい映像美、深い人間心理描写、感動的な結末で、誰もが観るべきと言える傑作作品でした。


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