あらすじ
前作の後、世界中で逃亡生活を続ける主人公・千石撫子が、恋人の公爵とともにモナコに潜伏していた。そんな中、日本で千石の父親を名乗る男・千石龍之介が現れ、彼女たちに”魂の掛け金”を要求する。魂の掛け金とは、千石家に代々伝わる特別な宝石であり、龍之介はそれを手に入れるため日本中をまわっていた。千石と公爵は日本に戻ることを決意し、その先には大香港が待ち受けていた。
感想
前作から引き続き、お金に困りながらも華麗に詐欺をする千石撫子たちの活躍が描かれた『コンフィデンスマンJP-プリンセス編-』。前作以上に大胆不敵な詐欺に手を染める撫子たちに注目が集まっている中で、今作は千石家に代々伝わる魂の掛け金に焦点が当てられている。
また、前作で敵役だった仲間・駒形役の東出昌大が今作でも登場し、駒形と撫子の関係性が発展していく様子が描かれている。そのほか、公爵役を演じた山﨑賢人は今作でも男らしさが光る演技を見せている。
ストーリー展開も前作と異なり、親子関係を軸に物語が進んでいくため、感情移入がしやすくなっている。詐欺シーンも前作以上にエキサイティングで、一緒に冒険しているかのような気分になる。
まとめ
『コンフィデンスマンJP-プリンセス編-』は、前作『コンフィデンスマンJP-』以上に華麗で大胆な詐欺シーンや、親子関係を描いたストーリーが魅力的な映画である。前作からのキャラクターの成長や、新キャストの演技も光っているため、シリーズファンも初見の人にも楽しめる作品となっている。
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