あらすじ
高校生の主人公は、偶然拾ったクラスメイトの「膵臓がんで余命が短い」という告白から、彼女との残り少ない時間を共に過ごすことになる。死の淵にある彼女と接するうちに、主人公は自分自身や彼女の生き方を見つめなおす。
感想
本作は、病気と死をテーマにした感動作です。主人公が彼女と出会い、彼女と接する中で、自分自身や彼女の生き方を見つめ直すというストーリー展開は、感情移入しやすく非常に心に残ります。
また、最後に訪れる彼女の死は非常に悲しいものの、それを受けて主人公が向き合っていく姿には、希望や力強さを感じさせられます。
演技も、主演の北村匠海と濱辺美波をはじめとしたキャスト陣が上手く作品の世界観を表現していました。特に、濱辺美波の演じる彼女の無邪気な性格や、少しずつ変わっていく彼女の心情には、心を打たれるものがありました。
ただし、繰り返される彼女の告白や、ストーリーの展開が一貫していたため、少し予測しやすく退屈な印象を受けました。また、細かな設定や掘り下げが少なく、中途半端な感じもしました。
まとめ
『君の膵臓をたべたい』は、病気と死をテーマにした感動作で、心に残るストーリーや演技が魅力的であるとともに、少し予測しやすく退屈な面もある作品です。それでも、特に女性視聴者から絶大な支持を得ていることがうかがえます。
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