映画「アリス・イン・ワンダーランド」のレビュー

ストーリー

主人公のアリスは、再びワンダーランドに戻り、そこで新たな冒険を始める。前作から時間が経ち、アリスは海賊船長になったが、そんな彼女に新たな困難が訪れる。ワンダーランドの女王の妹、ミラナを救うために、アリスはタイムを借りに行き、過去に戻ることを決意する。だが、タイムは絶対に他人に貸さないというルールがあるため、大きな謎と戦いながら過去へと向かうことになる。

印象的なキャラクター

まず、主人公のアリスを演じたジョニー・デップは、狂言回し的な存在で、コミカルな演技をみせる。そして、前作から引き続き出演しているヘレナ・ボナム＝カーターは、女王の妹であるミラナを演じ、愛らしくも危険なキャラクターを熱演している。さらに、事件の鍵を握るタイムを演じたサーシャ・バロン・コーエンも、シリアスな演技を見せることで、物語に重みを与えていた。

映像と音楽

この作品の特筆すべき点は、その映像美である。ワンダーランドの美しさ、神秘性が、コンピューターグラフィックスを駆使した力強い映像表現で表現されている。そして、映像に合わせた音楽も印象的である。ダニー・エルフマンによる音楽は、物語の世界観にマッチしている。

まとめ

「アリス・イン・ワンダーランド」は、前作同様に夢の国・ワンダーランドの魅力が存分に味わえる映画である。映像の美しさや、キャストの演技に加え、物語が進むにつれて、間違いだらけの時間旅行の展開に緊張感が高まり、見る者を引き込んでいく。ファンタジー作品が好きな人には、ぜひ見てほしい作品だ。