あらすじ
数々の戦いを経て、半数の人々が消滅した宇宙の悪役サノスを打ち倒すため、アベンジャーズたちは最後の戦いに挑む。彼らは過去の時間軸に戻り、タイムトラベルを駆使してサノスを倒し、消滅した人々を蘇らせることができるのだろうか?
感想
この映画は圧巻の壮大さである。2008年のアイアンマン公開から始まるマーベル・シネマティック・ユニバースの集大成であり、ヒーローたちの成長と絆、そして最後の決戦の様子が描かれる。アクションシーンは見応えがあるし、特に戦いが展開されたフィールドが多様で、一瞬たりとも飽きさせることがない。さらに、過去の映画シーンや、以前に作られたコミックのエピソードなど、ファンにとっては懐かしい場面も設けられ、大いに笑い飛ばされたり、感動せざるを得なかったりすることも多い。悪役というと、前作のサノスと比べると、アイアンマンとの戦闘のみに留められ、悪役としての活躍が今一つという印象を受けた点がある。
この映画は、マーベル・フィルムを見たことがなくても楽しめる作品である。一方で、ファンでない人には、ストーリーが複雑であったり、映画の尺が長いため、飽きてしまうこともあるかもしれない。しかし、それでもオススメ度は高い!(評価:9/10)
※本記事は、2021年9月現在の私の個人的な見解で書かれたものです。
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