『君の名は。』レビュー

ストーリー

東京と田舎の一つの町を舞台に、異なる場所に住む男女の人生を繋ぐ“奇跡”が描かれた作品。男女が互いに夢の中で入り替わり、それに伴い生活にも影響が出ていく。やがて、彼らは目覚めた時に互いに存在を確認できるようになり、それを切っ掛けに物語が動き出す。

作画・音楽

制作・監督・脚本などを手掛けた新海誠氏の世界観が繊細かつ美しく表現された作画。見る人の心を奪う美しさがあり、映画館で鑑賞することをおすすめする。また、RADWIMPSによる楽曲が物語を後押しし、感動的なシーンではこれらの要素が相まって、視聴者の心を揺さぶる。

感想

個人的に好きなエピソードは、主人公たちが初めて会った際に、彼女が泣き崩れながら「夢で会った人と初めて会って東京に行ったらこんなに素敵だとは思わなかった」と言うシーン。それまでの彼女が見せていたクールな一面とは対照的に、彼女の内面が初めて表に出てきた瞬間だったため、印象に残っている。また、物語が進む中で、男女の出会いに隠された真実が明らかになり、感動的な展開になっていく。原作未読でも楽しめる作品であり、ぜひ鑑賞してほしい。

以上が『君の名は。』のレビューでした。