ストーリー
19世紀のアメリカが舞台。ファーカー探検隊が遭難し、一人生き残ったヒュー・グラスは、同僚に見捨てられ、荒野で命の危険に晒される。しかし、彼は復讐心と生きる意志で、人知れず歩みを進める。
演出と撮影
空間演出は迫力十分で、荒廃した大自然が抱える過酷さを見事に表現。また、フィルムの色調も映画の主人公の心情とマッチし、物語をより深みのあるものにしている。
キャスト
レオナルド・ディカプリオが主演で、深く傷付いた男を表現している。虎を相手に戦うシーンは、彼の演技力が際立つものであった。トム・ハーディも敵役として圧倒的な存在感を放っていた。
まとめ
約2時間40分の物語があっという間に過ぎていく。シリアスな作品ではあるが、一線を越えた残虐描写はなく、誰にでも楽しめる作品と言える。映像が美しく、演技も素晴らしく、全体的に非常に高い評価を与えたい映画である。
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