あらすじ
東京を舞台に、雨を操る能力を持つ高校生の男子・森崎千秋と、彼が出会った少女・天気予報士の陽菜との交流を描く物語。陽菜は家庭の事情から、千秋と共に暮らすようになるが、やがて千秋の能力が周りにバレることになり、二人は別々の道を歩むことになる。
感想
『天気の子』は、監督の新海誠氏の作品であるだけに、美しい映像が随所に散りばめられた作品となっている。特に雨を描くシーンは、まるで現実のように見える感動的なものだった。また、物語には日本の文化や風景が多く取り入れられ、日本愛が感じられる作品でもある。
しかし、私はストーリーの展開にやや疑問を感じた。主人公が抱える悩みや課題が、あっさりと解決してしまうシーンが多く、深みや重厚さが足りなかったと感じた。また、劇中歌の歌詞が、物語と直接関係がない割にしつこく繰り返される箇所があったため、少々不快に感じた。
総合的に、『天気の子』は新海誠氏らしい美しい映像が楽しめる作品である。ただ、ストーリーの展開にやや難があり、全体としては微妙な印象を受けた。
評価
映像:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
以上。
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