『トムとジェリー』感想レビュー

ストーリー

本作はアニメーション映画『トムとジェリー』の実写版です。物語の舞台は、ニューヨーク市内。ジェリーが一流ホテル「ロイヤルゲート」に住み着いており、店内で大事件が起こります。

ホテルで働くケイティは、一流ホテルに仕事を得たものの、仕事初日にトムと出くわしてしまいます。トムはホテル内の珍しい鳥を追いかけるうちに、ジェリーと出会い、追いかけっこが始まります。

一方、ホテルでは大富豪のベンが記者会見を行うことになり、ホテル内はカオス状態に。トムやジェリーも大混乱の渦中に巻き込まれます。

本作の注目すべき点は、アニメーションのトムとジェリーが実写で登場している点です。これによって、スクリーンで見るトムとジェリーはよりリアルに感じます。

ケイティを演じるのは、クロエ・グレース・モレッツ。彼女はホテルの仕事に奮闘するガッツ溢れる女性を好演しています。

また、ベン役のマイケル・ペーニャも、魅力的な演技を見せています。

本作は、トムとジェリーのファンにはたまらない映画になっています。トムとジェリーの追いかけっこは、実写版でも忠実に再現されており、その迫力に圧倒されます。

物語自体は、シンプルで分かりやすく、家族で楽しめる一作です。特に、トムとジェリーの魅力は、言葉がなくても伝わるところにあります。子供から大人まで、幅広い年齢層におすすめできる映画です。

総合評価：★★★★☆

トムとジェリーのファンには、必見の映画です。アニメーションと実写が融合した迫力満点の映像に、満足すること間違いありません。

ただし、物語に深みや感動があるわけではないため、ストーリー重視の方には物足りないかもしれません。