映画「ジョーカー」レビュー

あらすじ

本作は、アーサー・フレック(演:ホアキン・フェニックス)という落ちこぼれのコメディアンが、病んだ現代社会で犯罪者「ジョーカー」として誕生していく様子を描いたサイコサスペンス作品です。

感想

まず、主演のホアキン・フェニックスの演技が圧巻です。何度も見返したくなるほどの表現力で、アーサーの内面を見事に演じきっています。彼のすべてが、まさに「人間的なジョーカー」を見ているような気分に陥ります。

また、映像美も素晴らしいです。アーサーの内面に一致したものかのような、暗く重いシーンが多く描かれています。音楽も彼の感情に合った選曲がなされており、映画を一体感のあるものへと導いています。

しかしながら、本作は暴力的なシーンが多く、観客を不快にさせるシーンもあります。繊細な心の持ち主の方は、注意が必要かもしれません。

まとめ

「ジョーカー」は、アメリカンコミックを題材にした作品の中でも、今までにない新境地を切り開いた革新的な作品です。ダークながらも、人間臭く深みのある主人公を演じるホアキン・フェニックスの演技に圧倒されること間違いありません。観る際には、心に余裕がある時に観ることをおすすめします。


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