映画『天気の子』レビュー

ストーリー

雨とともに町を訪れた少年・帆高は、モロヘイヤと名乗る謎の少女と出会う。彼女が呼び出す“サンシャインガール”現象によって、次第に天候が荒れ始める中、二人は深い絆を結ぶ。

キャスト

帆高：醍醐虎汰朗

モロヘイヤ：森七菜

その他、吉田さん：和田正人、叶姉妹：本人役　 他

感想

‘君の名は。’の監督、新海誠さんの最新作『天気の子』は、美しい映像と独特な世界観が印象的な作品。登場人物たちの内面に焦点を当て、青春をテーマにした物語は、共感を呼ぶ内容でした。

特に、帆高とモロヘイヤという異なる境遇の二人が、互いに理解し合い、立ち向かっていく姿勢が心に残りました。また、音楽も物語に合わせて素晴らしく、映像と音楽の融合がとても印象的でした。

ただ、時折感じられる展開の急さや、物語の中心である“サンシャインガール”現象の説明が十分でない点など、改善してほしいと思う部分もありました。

総合的に、『天気の子』は新海誠さんらしい独特な作品であり、青春映画の王道のようなものではないけれど、美しく、心に残る作品でした。