ストーリー
本作は、高校生の「僕」と、同級生で余命が僅かな「彼女」が綴った物語である。ある日、検査入院で偶然、彼女が自分の余命を知ってしまったことをきっかけに、二人の関係が変化していく。
登場人物
- 僕(主人公):菅田将暉
- 彼女(ヒロイン):浜辺美波
- 教師・山田:奥菜恵
- 僕の母親:濱田マリ
感想
本作は映画化される前から各方面で話題となり、私も原作小説を読んでから、映画化が決定した際にはすぐにチケットを購入した。描かれる二人の青春や思春期のイメージが、私の中でしっかりと刻印されていたため、映画の内容に対して非常に期待していた。結論から言えば、期待以上の良作であった。
まず、菅田将暉さんと浜辺美波さんの演技には定評があったことから、期待は高かった。しかしながら、本作では二人の演技がとにかく素晴らしい。特に彼女の演技には、浜辺さん自身も泣いてしまったという場面があり、その圧倒的な存在感には度肝を抜かれた。
また、映画の音楽も印象的である。劇中歌「コイノハナサクヤマ」は、映像と相まって涙を誘われた。また、それ以外にも、映画の各シーンに合った、感動的な音楽が担当者の選曲によって細かく配慮されていることが伺えた。
ストーリーは原作小説から大きく逸脱している箇所があるが、それでも十分に感動的な内容となっている。愛と人生という普遍的なテーマが、平易な言葉と、二人の演技によって絶妙に表現されていた。
まとめ
本作は原作小説を読んでいなくても、感動的な青春映画として楽しめる。特に、菅田将暉さんと浜辺美波さんの素晴らしい演技と、音楽によるシーンの盛り上げが印象的である。是非観に行くことをお勧めしたい。
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