映画『君の膵臓をたべたい』の感想

あらすじ

高校生の主人公、僕は、ある日クラスメイトの山内桜良が自分が余命僅かであることを知る。悲しみや怒りがこみ上げる中、桜良は「秘密の日記」を開示することで、僕と桜良の不思議な関係が始まる。

感想

本作は、原作小説や漫画と同様に、とても感動的であると感じた。
まず、主人公たちのキャラクターがとても魅力的である。山崎賢人さん演じる主人公は、心優しく、優柔不断な性格がいい意味で絡み合い、ほかの俳優陣もよくキャラクターを表現できている。
また、桜良が持つ秘密の日記の中身が、ストーリーを深くかつ感性的にしている。日記には、桜良の思いがたくさん詰まっており、それが主人公に大きな影響を与えるとともに、観客にも多くの感動を与えた。

映像面においても素晴らしい点が多く、感情を表現する映像が多く用いられている。絵本のようなファンタジー的な演出が劇中でたくさん見られ、その美しい映像は、映画を見る人が感情移入しやすくするうえに、印象に残る作品となっている。

まとめ

『君の膵臓をたべたい』は、原作に忠実であると同時に、映画ならではの素晴らしい演出が多く取り入れられている。キャストの演技力も抜群であり、ストーリーは本当に感動的である。私は、この映画を観る度に、人間の大切さや生き方を考えさせられた。素晴らしい作品だと思うので、是非多くの方に観ていただきたい。