ストーリー
主人公のセバスチャン(ライアン・ゴズリング)は、古いジャズ・バーやピアノバーで働きながら、自分の店を開くことを夢見ている。一方、女性のミア(エマ・ストーン)は女優を目指してオーディションに通いつつ、アルバイトに打ち込んでいた。2人は出会い、お互いの夢や情熱を支え合うが、やがて現実という壁が彼らを襲う。
演技
エマ・ストーンの演技は素晴らしい。ミアの情熱を貫く姿がとても印象的だった。ライアン・ゴズリングも、ジャズピアニストとしての演奏シーンでは熟練の技を見せていた。
音楽
映画の中で使用される楽曲は、どれもジャズを基調としたもので、非常に聴きやすい。映画のハイライトになる「シティ・オブ・スターズ」や「アナザー・デイ・オブ・サン」は、まるで心を包むような感覚に浸れる。
映像
映像は美しく、とても軽快な印象を持った。色使いも、ラ・ラ・ランドを象徴するような青やグリーン、黄色などが多用されており、特に愛情シーンなどでは優しい色合いが美しかった。
総評
ラ・ラ・ランドは、映像美による“夢”と、主人公たちが抱える“現実”との対比が非常に印象的な作品。映画を通じ、夢を追うことの大切さや、過去との向き合い方、人間の心の揺れ動きを感じることができる。終盤の展開も感動的で、鑑賞後は胸が熱くなるような気持ちになる。強くおすすめしたい作品である。
※注意:一部ネタバレが含まれています。
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