映画『君の膵臓をたべたい』の感想レビュー

あらすじ

主人公の高校生兼軽い不良、私立葵学園の2年生・山内春樹（浜辺美波）は、病気を患っていることを秘密にしているクラスメイト、山内桜良（北村匠海）と出会う。彼女は余命が僅かであることを告白し、春樹はそれを受け入れる形で桜良の最期を共にする。そんな桜良が生前に書き残した「共病文書」を春樹が偶然目にし、彼女が日記として残した内容や彼女の最期の希望を知っていくという物語。

詳細

原作は住野よるの小説『君の膵臓をたべたい』で、話題を呼び200万部を超える大ヒット。それを映画化した作品である。

物語は、二人の高校生の出会いから始まり、徐々に彼ら個人の事情が明らかになっていく。彼らは今まで相手と関わってこなかったが、桜良の余命が僅かであることを知り、二人の関係は変化していく。桜良と春樹の物語が進んでいく中で、生きる意味や悲しみ、愛や友情などについて描かれている。

主演の浜辺美波と北村匠海の演技が印象的で、ストーリーが進むにつれて二人の関係性が深まっていく様子がとても感動的だった。また、春樹と桜良の周りの人々のキャラクターも魅力的で、物語に深みを与えている。

この作品は、涙腺を刺激するシーンが多く、感動的な場面が連続している。どんな人生も一期一会で、大切な人は自分にとって自然にやってくるものではないことを改めて感じた作品であった。

総評

『君の膵臓をたべたい』は、感動的なストーリーと熱演するキャストたちが見どころの、大ヒット作品である。原作ファンも必見であるし、映画館で涙を流してみたい人、友情や人生観について考えたい人、恋愛についてもう一度振り返りたい人にもオススメできる。是非、映画館で鑑賞していただきたい。

参考：映画「君の膵臓をたべたい」公式HP：https://www.kimisui-anime.com/