「君の膵臓をたべたい」のレビュー

ストーリー

主人公の僕は、自分自身を閉じ込めて生きている高校生。そんなある日、クラスメイトの山内桜良に「○○病で余命があとあまりない」と聞かされる。山内は、僕に「共に時間を過ごし、私の死に際に一緒にいてほしい」と頼む。僕は、最初は断ろうとするものの、山内に会うたびに彼女の心の温かさに触れ、惹かれていく。

キャスト

  • 浜辺美波 – 山内桜良 役
  • 北村匠海 – 主人公 役
  • 上白石萌音 – 「僕」の初恋の人 役

演出・撮影

本作の演出・撮影を手がけたのは、映画「君と100回目の恋」などの小泉徳宏監督。丁寧なキャメラワークと、美しい自然風景が印象的である。

印象に残ったシーン

最後のシーンで、山内が亡くなった後、主人公が彼女の部屋を整理するシーン。そこで、リングノートに山内の日記を見つけ、今まで彼女が抱えていた悩みや想いを知ることができる。その日記を読みながら、主人公の目から涙がこぼれてくるシーンが印象的である。

感想

原作は、累計104万部を突破した、住野よるさんの小説。映画化にあたり、浜辺美波と北村匠海の主演は見事であり、物語に感情移入できる。また、音楽も心に染み入る良い曲が多く、作品全体が素晴らしい出来に仕上がっていると感じた。


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