「シン・ゴジラ」のレビュー

ストーリー

日本に初めて出現した巨大怪獣・ゴジラに対し、政府と専門家たちは混乱し、なんとか対処しようとするが、状況は悪化する一方。政治、官僚、専門家の戦略的な意見のすり合わせや、国民のエゴや局地戦闘の様子など、様々な問題が起こる中、ゴジラは東京に向かって進撃していく。

キャスト

• 綾野剛：下村要
• 小泉今日子：宮野真守
• 佐藤二朗：狩野宏明
• 吉田鋼太郎：津田正夫

感想

本作はレイモンド・バーンの『戦争論』をヒントにしたストーリーで、政府、官僚、専門家の対応に焦点があてられている。映像についても、CGで再現されたゴジラの姿は、迫力満点で、最新技術を使用した迫真の映像だ。また、音楽も劇場で迫力を感じることができた。反面、プロットやストーリー展開に関しては、長々と浮き沈みがあり、途中退屈させられる部分もあった。しかし、政治的視点で見た「ゴジラ」という作品は、映画ファンはもちろん、政治ファンにもおすすめできる作品だ。

参照：映画.com「シン・ゴジラ」