『君と100回目の恋』レビュー

ストーリー

主人公の柊夏海(しゅうか)は、ある日目覚めると、自分が1日前の同じ日にタイムスリップしたことに気づく。そして、彼女は100回目の同じ日を迎えることになる。

夏海はその日に何が起きるのかを知っているため、様々なことに取り組んで行く。そして、その中で出会った河野宗介という男性に興味を持ち、彼との恋愛模様も描かれていく。

演出・音楽

映画の演出は、シンプルで美しいものである。彼女のタイムスリップする場面は特別なエフェクトは使われていないが、夏海の心情が伝わる映像表現がなされており、見応えがある。

音楽は、劇中歌曲「100回目の恋」を含め、心地よい曲が多く使用されている。この映画には、夏海が何度も同じ日を繰り返していくという設定があるため、曲が繰り返し流れる場面も多く、その都度異なる感覚を味わえる。

キャスト・演技

柊夏海役は、若手女優の広瀬すずが演じている。夏海の目標や苦悩を丁寧に描き、共感を呼ぶ演技が見れる。一方、河野宗介役の山崎賢人は、無口ながらも優しさや凛とした雰囲気を持った男性像を見事に演じている。

まとめ

本作は、人生を振り返り、大切なことに気が付く物語である。終わり方も、予想以上に優しく切なく、涙を誘う。タイムループものの映画は多いが、本作は、演出や音楽、キャストの演技力が光る1本となっている。是非、観てほしい作品である。

以上が『君と100回目の恋』レビューです。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です