映画「君の膵臓をたべたい」レビュー

ストーリー

主人公の高校生・僕は偶然、同級生である花子の日記を見てしまう。その中で花子は自分が膵臓の病気を患っていることを明かしていた。不思議な縁で花子と一緒に時間を過ごすようになり、花子を通じて自分自身に目覚め始める僕。終わりの見えない現実にすがりながら、花子と過ごした時間を大切に思いはじめた。果たして二人の運命はどうなってしまうのか。

キャスト

  • 浜辺美波 – 花子
  • 北村匠海 – 僕
  • 中村倫也 – 桜木先生
  • 佐藤二朗 – 僕の父
  • 小林薫 – 花子の母

感想

映画全体を通して心に残るものがたくさんあった。花子と僕の純粋な恋愛や、花子が抱える病気への苦悩、そして教師の桜木先生の存在。特に、桜木先生は典型的な厳格な教師から、花子の話を聞かせてくれる理解ある大人に変わっていく描写が印象的だった。また、映画の途中で僕が花子の胎内時代のエピソードを語る場面があるが、このシーンには感動した。美しい映像や音楽もとても印象的だった。ただし、劇中に流れる「君の膵臓をたべたい」という言葉はタイトルにも使われているが、あまりにもショッキングなフレーズだったため、違和感を覚えた。それでも、心に残る物語と良質な演技が魅力の作品だった。

評価

総合的に見て本作は、80点。


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