映画「君の膵臓をたべたい」レビュー

ストーリー

主人公の高校生・亜紀はある日、病院で検査のために行った先でいたずら書き帳を拾う。そこには、同じ高校の「病弱な女子」と書かれたページがあり、クラスメイトの山内と共にその女子を探し始める。そこで、彼女が体の不調で余命が少ないと知る。

彼女と亜紀は、自らの短い人生を共有し、感動的な時間を過ごす。そして、彼女の余命は尽きてしまうが、亜紀は彼女から「君の膵臓をたべたい」という言葉を残される。

それから、亜紀は彼女が残した手帳の言葉をひとつずつ実行していく。そして、手帳の最後の言葉にたどり着く。

評価

この映画は、青春の喜びと悲しみを素晴らしい演出で表現している。

特に、主人公の亜紀と彼女の友人である彼女自身の葛藤がリアルに描かれ、感情移入しやすかった。

また、音楽も映画の雰囲気に合わせてよく選ばれていたし、劇中花火のシーンは、美しさと切なさを感じさせた。病気の彼女が亜紀に残した言葉や行動からは、人生を大切にすることや、誰かを想うことの大切さが伝わってきた。

ただ、劇中の展開が予想しない方向に行ってしまったり、劇中で全体的にセリフ回しから単に展開がわかるストーリー展開など、演出にちょっとした難があるとも感じた。

総評

全体的に見れば、感動的で奥深い青春映画であった。主演の北村匠海と映画初出演となる浜辺美波も素晴らしい演技で、共感を呼ぶ役柄を演じていた。

また、亜紀と彼女の友人の葛藤からは、この映画を見た若い世代が、自分自身の将来を考え、人生を大切にし、変えていくことの重要性を感じることができるだろう。

参考情報

公式サイト:https://www.kimisui-anime.com/

上映時間:112分

出演者:北村匠海、浜辺美波

監督:月川翔

制作:松竹、アニプレックス、C&I entertainment


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