「君の膵臓をたべたい」レビュー

あらすじ

田中春香は、偶然クラスメイトの山内桜良が書いた「共病文庫」というノートを拾う。そこには、桜良が余命僅かであることが書かれていた。田中は桜良に質問をするが、彼女は個人的な問題として黙っているように返答する。しかし、ある日、二人は授業をサボって過ごすことに決める。その日、桜良はそのまま意識を失ってしまい、翌日、桜良の母親から余命宣告を聞かされる。彼女と過ごすたびに、彼女の余命を残り少なく感じる田中だったが、彼女との深い関係を築くことになる。

感想

この映画は、恋愛映画ではありますが、ストーリー自体は少し切ない内容です。主人公の田中が自分の人生を見つめ直し、桜良との過ごし方に意味を見いだすようになる様子が描かれており、彼女の余命も込められているため、特に涙腺が弱い方は泣いてしまうかもしれません。

また、音楽も素晴らしく、心に響く感動的なシーンでは美しく優しいメロディが流れ、映画の雰囲気を一層盛り上げています。

映像美も素晴らしく、映画の世界に浸りながら、田中と桜良の心の交流もしっかり描かれています。

全体的には感動的なストーリーで、特に若者たちに向けた映画として人気があります。ただし、途中でストーリーが予想される展開になってしまうため、飽きてしまう方もいるかもしれません。ただ、結末に向かってストーリーが大きく変わってきますので、最後まで見てほしいと感じました。

評価

私の評価は、4/5です。ストーリーに深みがあるため、物語の展開に興味を持てる方にはぜひ観ていただきたいです。ただし、途中本当に飽きてしまう方もいるかもしれないため、その点はご注意ください。