映画『君の膵臓をたべたい』の感想

ストーリー

主人公の僕は、高校生。ある日、学校でクラスメイトの山内さんに「君の膵臓がんだよ」と告白される。山内さんは、余命があと数年しかないという現実を受け止め、生きる為にはもう恋愛も友情もいらないと考え始める。しかし、以前から日記帳をつけていた山内さんは、僕に「共同日記をつけて欲しい」と頼んできた。そして2人の共同日記は始まった。日記を通じて、山内さんが身近に感じられてくる中、強い思いが生まれていく。そしてある出来事をきっかけに山内さんの学校に行く事ができなくなり、最後の時間を過ごすために二人は旅に出る事に。そんな二人の思い出がつまった旅の行き先は…。

感想

この映画は、「切ない青春映画」という印象がとても強かった。主人公たちがすれ違い、下手なコミュニケーションをとってしまい、本当に大事なものに気付かないでいるという描写がとてもリアルで、心にグッとくるものがあった。

また、日記帳を通した山内さんと僕の交流が、二人だけの空間を作り出しているような感覚があった。そこには無茶苦茶な考えや、素直には言えない気持ちが書き留められており、その空間だけは二人が本当の自分でいられた部分もあった。

そして、山内さんの最期の時間を過ごすための旅が、二人の感情をさらに高め、映画のクライマックスに向かっていく。そこは感動的で、涙を流さずには見ることができなかった。

まとめ

『君の膵臓をたべたい』は、青春映画として非常に心に響くものであり、主人公二人の思い出が詰まった旅が感動的であった。この映画を見た人は、青春の大切さや、命の尊さを改めて感じさせられると思う。


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