『君の膵臓をたべたい』感想レビュー

あらすじ

私立海帆高校の内気な男子、山内春樹（浜辺美波）は、ある日拾った文化祭のチラシを一生懸命読み上げたクラスメイト・佐藤秋（北村匠海）と、偶然、図書館で出会う。秋が偶然膵臓炎にかかって余命があと1年しかないことを知り、春樹は彼女の「やりたいことリスト」を手助けすることに。そこで、春樹と秋は心を通わせ、秘密を共有することがきっかけとなって、2人の関係は深まっていく。

感想

『君の膵臓をたべたい』は、青春、友情、恋愛、そして死について描いた感動作品です。ストーリーは、原作小説を忠実に再現されていて、オリジナルストーリーも追加されているため、観ているときっと涙を誘われます。

主演の浜辺美波と北村匠海は、役者としてもぴったりとマッチしていて、何度も撮り直すといとわないという言葉通り、ぴったりと心を通わせています。そして、脇役たちも、各キャラクターの個性が清晰に描かれ、世界観を深めています。

「君の膵臓をたべたい」というタイトルは不快に思うかもしれませんが、ストーリーは思いがけず明るさを感じさせるものです。主題歌「群青インフィニティ」も心に残り、映画のエンディングが終わっても、感動が引き続き続く作品です。

全体的に、感動的で、キャラクターたちの強さと弱さがバランスよく描かれていると思い、とても素晴らしい映画でした。絶対にオススメです！

出典元： シネマトゥデイ