映画レビュー：「天気の子」

あらすじ

町を舞台に、少年少女の成長と愛情模様が描かれる青春ファンタジー

主人公の高校生・渡辺は、家出をして都会の東京へやってくる。その中で出会ったのが、自分よりも年下で元気な陽気な少女・陽菜。その後の運命的な二人の出会いをきっかけに、自然現象を操る少女たちが主役の物語が始まる。

レビュー

作品の美しさ

本作品は、細部にまでこだわった美麗な映像が印象的である。天気や季節の移り変わりを緻密に表現し、一瞬一瞬の光や風の感覚を伝える。また、登場人物たちの衣装や髪型も、絶妙なデザインで格好良さや可愛らしさが際立っている。

未来をいく夢を持つ若者たちの共感も観客の心をつかむ

本作品は、全世界的に大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」の監督・新海誠氏による映画で、興行収入が10億円を超えるなど話題を呼んでいる。何度も劇場に足を運んで、この映画に共感を抱く若者も多く、彼らの原動力は、さまざまな壁に直面しながらも、未来を見据える強い意志を持って生きようとする主人公たちの姿にある。

音楽も印象的

音楽も本作品の魅力の一つ。作曲家・RADWIMPSのリーダー・野田洋次郎氏が担当し、映画と音楽が一体となった感動的なシーンが多数ある。

まとめ

本作品は、美しい映像と音楽、ストーリー、登場人物たちのアクセサリーや表情など、どの要素からも職人技と丁寧な作りこみが感じられる作品である。是非、映画館で大画面で鑑賞することをおススメしたい。