『君の名は。』感想

あらすじ

東京と山の田舎町を舞台に、男女2人の心が入れ替わる物語。東京在住の少年・瀧と山の町に住む少女・三葉が、突然異世界のような状態で出会う。

感想

本作は、監督の新海誠氏が手掛けた青春恋愛アニメ映画であり、映画公開から話題となり、興行的にも大成功を収めた。私もその一人で、公開当時は何度か観に行き、感動した部分がたくさんある。

まず、ストーリー展開が非常に巧妙に組み立てられている。最初に出会った2人が心を入れ替わるという奇妙な現象から、2人の間に徐々に深まっていく信頼関係や愛情が緻密に描かれている。また、2人が互いに入れ替わったり元の体に戻ったりするたびに、東京や田舎町の風景の描写が斬新で美しいアニメーションで表現されており、見ているだけで心が癒される。

音楽面も素晴らしく、RADWIMPS氏が担当した劇中歌が映画の世界観を深めるとともに、ストーリーの中心となるメッセージを端的に表現している。

ただし、ラストの展開については賛否両論あるかもしれない。ストーリーがつながっていく展開に惹かれた方には物足りなさを感じるかもしれないが、私はラストも非常に良かったと思う。その理由は、ストーリーの随所に散りばめられた「瞬間という命」についてのメッセージが、ラストのシーンでまとめられているからだ。

まとめ

『君の名は。』は、美しいアニメーションや巧妙なストーリー構成に加えて、非常に深いメッセージが込められた素晴らしい青春恋愛作品である。特に、瞬間を大切にすることや運命的な出会いについて考えさせられる作品だと感じた。是非、一度は観てほしい。


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