「君の膵臓をたべたい」の感想

あらすじ

主人公の山内春樹は、偶然クラスメイトの雫と共同で自習をすることになります。ある日、雫が自身が膵臓がんを抱えていることを告白し、彼女から手記を読むことを依頼されます。それがきっかけで、春樹と雫の二人は少しずつお互いと向き合い、心を通わせていく物語です。

感想

この映画は、表題の通り、どちらかというと暗いテーマを扱っている映画です。しかし、映画自体は同時にとても物語が純愛のものにも通じる、感動的な映画でした。

特に、主人公の春樹は、最初自分の周りの人間から隔絶して生きており、自分が誰かに想われることはないと考えていました。しかし、雫と出会って、彼女が抱える病気を知ったことで、彼女が置かれた状況を受け止め、一緒に共に生きていこうと決心する、純粋な想いがありました。この、人の心を包み込むような純粋な愛がとても印象的でした。

また、映像の美しさも素晴らしかったです。映画の中盤から後半にかけて、景色が切り替わるときの美しさとともに、音楽の美しさも増していきました。

最後に、この映画は、簡単に言えば人間の愛を描いた映画です。子供が作るような目新しいストーリーはありませんが、私たちが手放してしまいがちなもの、それが人間の温かい心なのだと、心をあたためられた気がしました。

まとめ

「君の膵臓をたべたい」は、暗いテーマを扱った物語ですが、彼女の想いへの純粋な愛が映画のチャームポイントでした。美しい映像と音楽も加わり、心に残る映画でした。


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