映画『君と100回目の恋』のレビュー

あらすじ

主人公の男性・斉藤晃（演：山崎賢人）は、美術ギャラリーで働く若手アーティスト。そんな彼の前に、自分が失明しつつあることを告げる美しい女性・今野陽菜（演：吉岡里帆）が現れた。陽菜は30歳で、一度も恋愛経験がないという。斉藤は陽菜に恋をしたが、彼女は目が見えなくなる前の生活を振り返って、過去に出会った男たちと100回恋をして過ごすという約束をしていた。斉藤は、意を決して、陽菜と一緒に100回の恋をすることを決めた。

感想

本作は、運命的な出会いが身をもって実感できる、ロマンチックな映画である。美術ギャラリーで働く若手アーティストと、失明しつつある美しい女性という、日常とは違った設定が新鮮である。二人の出会いから、お互いの心境が描かれるシーンがいくつもある。また、斉藤が陽菜に恋をしてから、100回の恋に向けての挑戦が始まるシーンは感動的である。二人のキャラクターや、吉岡里帆さんが演じる陽菜の表情も魅力的である。

評価

本作は、恋愛映画好きには是非とも観てほしい作品である。斉藤と陽菜の純粋な恋愛には、心が温かくなることがある。また、吉岡里帆さんのように、主役以外の出演者にも、役がしっかりとした魅力的なキャラクターが多数登場している。映画音楽も素晴らしく、二人の恋愛を盛り上げ、感動を誘う演出となっている。この作品は、優しい気持ちになりたいときに観ると良いであろう。

参考までに、評価を星5つ中、4つとした。