あらすじ
主人公の高校生・僕は、ひょんなきっかけで同級生の美少女・さくらの持病が深刻であることを知る。彼女は膵臓がんを患っており、余命が短いということだった。同時に、さくらを巡る過去の思い出が関係してくる。
感想
この映画は、原作小説が大ヒットしたことからもわかるように、恋愛映画としても、友情映画としても、感動映画としても、非常に良くできたものだと思います。
まず、注目すべきはキャスト。主人公の僕を演じる吉沢亮は、白い筋肉Tシャツにジーンズのコーディネートが“飾らない男”感を漂わせ、さくらを演じる浜辺美波は、病気のことを軸にやさしく、ほのぼのと演じていて、青春映画には欠かせない存在感をキャッチ。駆け出しの若手俳優たちの演技力には、高評価をあげたいと思います。
さらに、映像も非常に美しいです。特に、四季折々の美しい風景が印象的で、映画館のスクリーンで見たくなる、と言う声も多かったのではないでしょうか。
脚本についても、よくできていると思います。原作の強みを生かして、感動的なストーリー展開に加え、ユーモアもあり、しっかりと観客を引き込む展開になっています。
以上のように、あっと驚くようなストーリーではないものの、誰もが共感できる青春映画として、リラックスした気持ちで見ることができます。
評価
映像:9点
ストーリー:8点
演技:9点
総合評価:9点
まとめ
今、注目されている若手俳優たちが出演する『君の膵臓をたべたい』は、誰もが共感できる青春映画として、ユーモアもあり感動的なストーリー展開で人気を集めています。映像と演技も素晴らしく、しっかりとした脚本によって、鑑賞する方にリラックスした気持ちで見ることができるでしょう。
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