映画『君の膵臓をたべたい』レビュー

あらすじ

主人公の高校生・僕(窪田正孝)が、ある日クラスメイトの山内桜良(浜辺美波)から『共病文庫』という日記を渡される。そこには、桜良が膵臓の病気を患っていることが書かれていた。そして、桜良は僕に「観光地に行きたい」と誘う。そこから、二人はお互いの秘密を語り合い、成長していく。

感想

この映画は、原作小説の人気を受けて、映画化されたものである。小説を読んでいない人でも楽しめるような内容になっていると思う。

まず、主人公の窪田正孝さんの演技が素晴らしい。彼は自分勝手な学生時代を送ってきたが、桜良との過ごし方を通じて、心が晴れていく様子が、この映画の心地よさを作り出している。また、浜辺美波さんの桜良も良かった。彼女が「共病文庫」という日記を書くシーンが、感動的であった。

撮影も美しく、二人が旅する景色が印象的だった。また、音楽も映画に合わせて作られていて、感動的なシーンではバックミュージックを合わせて演出されていた。

ただ、最後に向かうシーンは、やや予想通りの展開で、少し残念だった。それでも、ストーリーが素晴らしいので、このような一点を除けば、楽しめる映画だと思う。

まとめ

『君の膵臓をたべたい』は、原作小説の人気を受けて、映画化された作品である。出演者の演技や美しい景色、感動的な音楽が魅力的であった。残念な点は、少し予想通りな最後の展開だったが、ストーリーが素晴らしく楽しめるようにできている。是非一度、観てみてほしい作品である。

※本記事の画像は『君の膵臓をたべたい』の公式サイトから引用しました。