『ジョン・ウィック』レビュー

あらすじ

主人公ジョン・ウィックは元殺し屋で、妻の死後引退していた。しかし妻からの贈り物である犬を殺されたことをきっかけに、再び殺し屋として復帰する。

感想

本作はアクション映画として非常に素晴らしい出来である。

まず、ストーリーが極めてシンプルであることが良い。殺し屋ジョン・ウィックが敵を殺していくという、ある意味B級映画のような物語である。しかし、そのシンプルなストーリーが本作のアクションシーンを際立たせている。

アクションシーンは非常に描写が細かく、銃撃戦や格闘シーンはどれも非常に迫真性があり、スリル満点である。特にラストシーンにおけるホテルでの銃撃戦は圧巻である。

また、視覚的な美しさも抜群である。ニューヨークを舞台にした本作は、街中を駆け抜けるジョン・ウィックを追うカメラワークが大変特徴的で面白い。また、本作は細かい演出が詰まっているため、何度観ても楽しめる作品である。

総評

『ジョン・ウィック』は、ストーリーはシンプルであるがアクションシーンが素晴らしく、視覚的な美しさがある。アクション映画が好きな人は必見である。