『天気の子』のレビュー

ストーリー

高校を中退した少年・太郎は、雨の日に東京を飛び出し、旅先で出会った少女・陽菜と共に暮らすようになる。彼女が“祈り”をすることで雨を止めたり晴れたりする“天候操作”ができることを知った太郎は、自分も陽菜と共にこの力を使って新しい人生を歩んでいくことを決意する。しかし、陽菜が消え去ってしまったことから、太郎は天気を操作することで彼女を呼び戻すために、様々な困難を乗り越えていくことになる。

印象的なシーン

作品の中で印象的だったのは、太郎が陽菜を呼び戻すために操作した“晴れと雨が同時に降る空”。このシーンは、彼女が消え去ってしまった後、東京が洪水に見舞われる場面で登場します。そこから太郎は、自分自身と向き合い、悩みながらも自己成長を遂げ、陽菜を呼び戻すことができました。

音楽

作品の音楽を担当したのは、RADWIMPSの野田洋次郎さんでした。主題歌である「グランドエスケープ」は、作品とともに成長していく太郎たちの心情を表現したもので、野田さんの歌声が物語の雰囲気を一層盛り上げます。

まとめ

『天気の子』は、人と天気という対象を描くことで、人間の内面と向き合い、成長していく物語でした。ストーリーやキャラクター、音楽と、全体的に作品として非常にバランスが取れていました。是非一度、劇場で鑑賞してみてください。