あらすじ
舞台は1980年代のゴッサムシティ。謎の殺人事件が相次ぐ中、失業しているアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)はシチュエーションコメディのコメディアンを目指しているが、病的な笑いを理由に挫折を繰り返していた。やがて、彼は自分が母親から隠されていた衝撃の真実を知ることになる。
感想
本作は、ジョーカーの誕生譚ということで注目を集めた作品。ホアキン・フェニックスが演じるアーサー・フレックの狂気に満ちた演技が光る作品となっている。
俳優陣の演技力に加え、映像や音楽も印象的だ。特に、主題歌の「Rock and Roll Part 2」が映画の雰囲気を盛り上げている。また、暗い映像表現がストーリーの世界観をより一層引き立たせている。
ただ、一方で本作は非常に暗く厳しい作品であるため、観るには勇気が必要かもしれない。ジョーカーというキャラクターが生まれる背景が描かれているため、最初から最後まで見終わるまでに時間を要する。
まとめ
本作は、ジョーカーというキャラクターが生まれる背景と悲劇が描かれた作品である。ホアキン・フェニックスの演技によって、距離感なく物語に引き込まれる作品となっている。ただ、作品の雰囲気が暗く厳しいため、観るには勇気が必要である。
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