『君と100回目の恋』のレビュー

ストーリー

主人公の矢代久美子は、仕事がうまくいかず、恋愛もうまくいっていない29歳の女性。そんな彼女がある日、突然ラムネのような味のするドリンクを飲んだことで、自分が通っている道を歩くたびに、1日前に戻るという時間旅行ができるようになる。

久美子は、恋人と別れたり、仕事がうまくいかなかったりする出来事を繰り返しながら、悩みの解決を試みる。そんな中、彼女は、出会ったばかりの男性・成海修二と恋に落ちていく。

印象に残ったシーンは、久美子が初めての時間旅行をした時のシーン。彼女は、突然日付が1日前に戻ってしまい、最初は何が起こったのか全く理解できていない。不思議な体験に戸惑いながらも、次第に力を把握し、恋人との問題を解決するために時間旅行を利用するようになる。

本作の演出は、繰り返されるシーンが多く、同じシーンが何度も繰り返されることで、こだわりのある恋愛映画という印象を受けた。音楽も、映画にぴったりの曲が多く、特に劇中歌『君と100回目の恋』は、心に残る名曲として印象に残った。

『君と100回目の恋』は、タイムトラベルをテーマにした恋愛映画で、起承転結がはっきりとしていて見やすかった。主演の清野とおるさんと宮田美桜さんの演技も良く、話題になったのも納得である。感動的なシーンも多く、ぜひおすすめの作品である。