『君の膵臓をたべたい』レビュー

ストーリー

普通の高校生・僕は、同じクラスの山内桜良に「膵臓の病気が見つかった」と告げられる。桜良は余命がわずかということで、僕は彼女と一緒に「やりたいことリスト」を作る。時間がないからこそこなすべきことは何かを考え、桜良に支えられて成長していく僕たちの物語。

キャスト

  • 北村匠海 – 僕
  • 浜辺美波 – 山内桜良
  • 大泉洋 – 僕の父親
  • 寛一郎 – 僕のクラスメイト

感想

本作は原作小説が話題となり、映画化もされた作品であるが、私自身は原作を読んだことがない。さらに、タイトルからして暗いイメージを持っていたが、実際はそうでもなかった。

映画の中で描かれた「やりたいことリスト」は、死と向き合うという異常な状況下でも、現実的で思いやりが感じられ、自分も同じようなリストを作ってみたくなった。そして、桜良との絆や、彼女から受け取ったメッセージは、冒頭から終盤まで心に残った。

桜良を演じる浜辺美波さんは、見た目は清純派だが、演技力が本当に素晴らしい。また、北村匠海さんも、ありふれたキャラクターながら、彼が感じる成長や葛藤を見せることで、共感を覚えることができた。

音楽も良く、物語が進むにつれ、音楽とのマッチングも素晴らしかった。一方で、キャラクターの掘り下げはもう少し欲しかったと感じたが、物語としては非常に上質な作品だった。

評価

ストーリー:★★★

演技:★★★★★

音楽:★★★★

総合評価:★★★★

以上が私の『君の膵臓をたべたい』のレビューである。完璧ではないが、自分自身が本作を楽しめたことは間違いない。是非、皆さんも観て、自分の目で判断してほしい。


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