映画『君の膵臓をたべたい』のレビュー

あらすじ

主人公の高校生・僕(おれ)は、ある日クラスメイトの山内桜良(さくら)が持ち運んでいた“膵臓病日記”を拾う。おしとやかで儚げな桜良とはあまり接点がなかった僕だが、彼女から“共病者”と言われ、意外な関係が始まる。

感想

映画『君の膵臓をたべたい』は、原作の小説も大ヒットした作品。本作も、小説と同じく青春群像劇という形で、様々な人物たちの日常を描いている。特に桜良と僕の関係性は、見事に丁寧に描かれており、次第に交わっていく演技を見ていると、感情移入してしまう。また、桜良の病気が明かされるシーンも、感動の演出がされており、涙が出そうになる。一方で、青春模様描写のため、今作での文化祭や修学旅行の場面など、何気ないエピソードも一つ一つがトピックになっている。

演技

今作での山崎賢人さんの演技も、非常に好感が持てるものであった。普段は少し抜けているような性格の僕が、だんだんと桜良と接していく過程を、コミカルに見せつつも、ほんのりと切なさも感じさせる。また、新人女優の浜辺美波さんも、桜良の擬似的に蓄積された内面を一気に爆発させるシーンで、見事な演技を披露している。

まとめ

映画『君の膵臓をたべたい』は、青春映画として見事に完成された名作である。特に、山崎賢人さんと浜辺美波さんの見事な演技に心を打たれること間違いなしである。感動的なシーンに先立つ、何気ないエピソードも見どころの一つである。是非、映画館で観てほしい。

参考: http://www.3648.jp/special/kiminopancreas/


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