映画「ジョン・ウィック:パラベラム」のレビュー

あらすじ

前作「ジョン・ウィック:チャプター2」の終盤、暗殺者である主人公ジョン・ウィックは、自分の命を狙った高額な懸賞金がかけられ、ニューヨークの街中で追われる羽目になる。本作はそれから直接つながって、逃げ惑っていたジョンが無事にホテル「コンチネンタル」に辿り着き、そこである女性から新たな依頼を受けるところから始まる。

映像とアクション

前作同様、スタイリッシュな映像とアクションが本作の見所である。武器としてナイフや拳銃などを駆使し、バレエのような舞台芸術のような美しい殺陣を繰り広げるジョン・ウィックの姿には見る者を魅了する。特に、馬に乗ったジョンが駆け抜けるシーンは、まさにスリル満点だ。

ストーリー

ただ、ストーリーについては少し軽いと感じる場面もある。序盤の展開はスタートダッシュがきつすぎて、観客は戸惑ってしまうかもしれない。また、ジョンが、過去に抱えていた問題を踏まえて最終的に辿り着いた結末は、過去作を知らない人には少しエモーショナルな感じに映るかもしれない。

キャスト

主役のジョン・ウィックを演じるキアヌ・リーブスは、前作同様、カッコよくてミステリアスで、ごく自然にアクションをこなして見せる。他にも、アンジェリカ・ヒューストン、ハル・ベリー、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン等、豪華なキャスト陣が名を連ねている。

総評

「ジョン・ウィック:パラベラム」は、前作を見ていなくても十分楽しめる映画だ。アクション好きな人はもちろんのこと、緩急つけたストーリーも観る価値ありである。ただ、暗殺者というテーマが嫌いな人には、苦手なシーンもあるかもしれない。全体的には、前作以上のスケールアップしたアクション映画をお楽しみいただきたい。

—— By レビューライター


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