『星に恋したワタシ』レビュー

あらすじ

主人公の高校生・杏奈(あんな)は、宝塚歌劇団に憧れる少女。ある日、宝塚に所属していた祖母が亡くなり、悲しみに暮れる。しかしそんな中、彼女は宝塚顕彰館で初代トップスター・花菱礼子の写真展に足を運ぶ。そこで彼女は、花菱と同じ役どころを演じる宝塚OG・琴音(ことね)と出会う。

感想

まず、この映画は宝塚ファンにはたまらない作品だと思う。主人公の杏奈と宝塚の世界観にどっぷりと浸れる。特に、宝塚OGの琴音役を演じた鈴木京香さんの存在感が素晴らしい。彼女の端正な容姿と美しい歌声に酔いしれた。

また、ストーリー展開もスムーズで、泣き場面も多かったが、決して重くならずに観ることができた。一方で、映画として完成度は少し低い印象を受けた。CGのクオリティーや、一部のシーンの演出が浅いと感じる場面もあった。

しかし、この映画を鑑賞すれば宝塚に対する興味が増すことは間違いない。宝塚歌劇への入り口を見つけたい人や、宝塚に関する知識を深めたい人には、必見の一本だと思う。

評価

★★★1/2 (5点満点中)

公開情報

・監督:中谷友紀子
・出演:広瀬すず、鈴木京香、福士蒼汰、真飛聖、奥田瑛二 他
・公開日:2022年9月16日(日本)
・製作国:日本
・上映時間:119分
・配給:松竹


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